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昔、スリランカに旅行したことがあります。スリランカは、敬虔な仏教徒が多く、人々は寺院に行くときに、体を清め、花とキャンドルをささげもつ習慣があります。
暮れなずむ夕映えの空にそびえる白い仏塔。人々がささげるキャンドルの光と南国の花特有の芳香をいまもふっと思い出します。
電気の強い灯りに慣れた目にとって、ろうそくの揺らぐ炎が作り出すニュアンスのある陰影は、とても新鮮に映りました。ろうそくの魅力に目覚めたのは、その時のことです。
以来、灯りを消してろうそくだけの夕食をしてみたり、お風呂でアロマキャンドルを灯したりと、いろいろな生活シーンでろうそくに親しんできましたが、子どもが生まれてからは、そんなロマンチックタイムともさよなら。
5歳児の息子。ワンパクなちびギャングにろうそくを倒されては大変です。ろうそくの出番はすっかりなくなりました。 |