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この発想とデザインがおもしろい
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この発想とデザインがおもしろい

第4回5月8日更新

海外からの生活品・目からうろこデザイン

松平悠公子[日経BP社 エコマム プロデューサー]

プロフィール

ほの暗い光を楽しむライト

 昔、スリランカに旅行したことがあります。スリランカは、敬虔な仏教徒が多く、人々は寺院に行くときに、体を清め、花とキャンドルをささげもつ習慣があります。
 暮れなずむ夕映えの空にそびえる白い仏塔。人々がささげるキャンドルの光と南国の花特有の芳香をいまもふっと思い出します。
 電気の強い灯りに慣れた目にとって、ろうそくの揺らぐ炎が作り出すニュアンスのある陰影は、とても新鮮に映りました。ろうそくの魅力に目覚めたのは、その時のことです。
 以来、灯りを消してろうそくだけの夕食をしてみたり、お風呂でアロマキャンドルを灯したりと、いろいろな生活シーンでろうそくに親しんできましたが、子どもが生まれてからは、そんなロマンチックタイムともさよなら。
 5歳児の息子。ワンパクなちびギャングにろうそくを倒されては大変です。ろうそくの出番はすっかりなくなりました。

ろうそくのやさしさと電気の安全を両立

キャンデラ

 そんな折にみつけたのがVessel社(http://www.vessel.com/)のライト「キャンデラ」です。これはキャンドルのような形をした充電式のライトです。価格は1万円ちょっとだったでしょうか。
 丸い受け皿のついた充電器に4本の透明な筒型のライトがセットされています。取り上げると自動的に点灯し、ろうそくのようなやわらかい揺らぎのある明かりが周囲に広がります。明るさはろうそく並みの1ルクス。1回の充電で5時間利用できます。
 我が家では、ろうそくの代わりに、このライトが大活躍しています。夏のベランダディナーや、はたまた夜のお話会。時には、お風呂にもちこんだりもします。手でもって、あちこちに気軽に持ち歩くことができますし、倒したりひっかけたりしても、火事になる心配がないので、子どものいる家庭にはもってこいです。

やわらかい灯りがもたらすくつろぎ

 くたびれたとき、悲しいとき。つらいときに、微妙にゆらぐ灯りがそばにあると、心がゆっくりと癒されるような気がします。太古の昔から、人間は、火のそばで和み、くつろいできたんだろうな〜なんて、キャンデラの揺れる明かりをぼんやりとながめながら、ワイングラスを傾ける。そんなゆとりの時間を取り戻すことができました。

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ダイソン。吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機。
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