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この発想とデザインがおもしろい
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ジェームズ ダイソン 物語
ダイソンについて
 

この発想とデザインがおもしろい

第11回6月26日更新

侮れないティースプーン

松平悠公子[日経BP社 エコマム プロデューサー]

プロフィール

けなげなブックエンド

本立てのジェームズ シンプルなインテリアがモットーの我が家ですが、このところちょっとしたユーモアグッズに凝っています。
使うたびに思わず「クスッ」と笑ってしまうような、小さな小物たち。見た人が思わず、手にとって「これ、面白いね」と口にするような、そんな洒落たセンスのものを一つ置くと、シンプルな部屋に自分らしさ、暖かさが生まれてくるように思います。
我が家にとって、そんな“暮らしのスパイス”的な役割を果たしてくれているのが、Black&Blum(http://www.black-blum.com)がデザインした「James the doorman(ドアマンのジェームズ)」と「James the bookend」(本立てのジェームズ)の“兄弟”です。

重たいものをけなげに支える

ドアマンのジェームズ 兄弟と呼ぶ理由は、写真を見ればもうお分かりですね。重たいドアや分厚い本を必死で支えている姿は、どこかけなげで思わず「キミたち、頑張ってるね〜」と声をかけたくなってしまいます。
デザインは、機能性を重視した単純なフォルム。それなのに、なぜか、汗をかいているような必死さや、一生懸命な雰囲気が伝わるのは、デザイナーの卓越したユーモアのなせる業。
「重たいものを支える」という機能性を擬人化し、そこに励ましのメッセージを込めた洒脱なセンスには脱帽です。
疲れた気持ちを引きずって、重たい足取りで帰宅した時、このジェームズ兄弟に何度励まされたことか。
誰からもほめられなくても小さな体で黙々と自分たちのミッションをこなす姿に「頑張って、大変な思いをしているのは、私ひとりじゃないんだわ」と思ったり、教えられたりします。

人を和ませるデザインの力

決してスペースに恵まれているとは言えない日本の家。主張しすぎる色やデザインはうるさすぎる、と言う人は多いようです。でも、だからといって、機能的なシンプル一辺倒の家は、味気ない感じがします。
家はやすらぎの場所。落ち込んだり、疲れたキモチを引きずって家に帰ったときに、ほっとできる演出ってとても大事だと思いませんか。我が家の場合、赤と黒のけなげなジェームズ兄弟が、マスコット的存在になっています。励まされたり、癒されたり。人の心を和ませるデザインの力を実感します。

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ダイソン。吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機。
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