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この発想とデザインがおもしろい
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この発想とデザインがおもしろい

第18回8月14日更新

侮れないティースプーン

松平悠公子[日経BP社 エコマム プロデューサー]

プロフィール

子どもに使わせたいユニバーサル・デザイン

赤ちゃんと子どもの間にいる子どもに与えるものは難しい…。子育て真っ最中の実感です。識者の人たちは「小さいうちから本物を」とおっしゃいます。情操教育の一環として、いいものに触れさせるのは大切だと思うのですが、「大人にとってのいいもの」と「子どもにとってのいいもの」はちょっと違うよね〜と思うのです。
例えば、食器。プラスチックではなく、陶器の食器を与えるのは大切だと思うのですが、スプーンやフォークをまだ上手に使えない子どもに、重たいクリストフルとか、マッピン&ウェッブを与えても、すぐに落として親が何度もひろってやるのがオチです。
グラスにしてもそう。大人のグラスを単純に小さくしたものだと、容量が足りない。かといって、小さな手にクリスタルは重たすぎる…。

子どもだからといって甘すぎないデザイン

Kids' Stuff そんな中途半端な時期に活躍してくれたのが、北欧デザインの雄、iittala社の子ども用食器「Kids' Stuff(キッズ・スタッフ)」です。発売されたのは、2003年と比較的最近です。カトラリー、カッティングボード、トレイなど、食事に必要な10点が1パッケージになっています。お値段はセットで1万5000円と少し高めですが、グラス・ボール・プレートの3点セットや、グラス2個セットなど、トレイなど小さいセットもあって、こちらはお手ごろな価格になっています。
このKids' Stuff、北欧のユニバーサル・デザインの系譜を継ぐだけあって、ぶきっちょな子どもでも上手に食事ができるよう、細かい配慮がここかしこに散りばめられています。
子ども向けというと、とかく原色のケバケバしい色使いをしていたり、センスの悪いキャラクターがついていたりするのですが、これはあくまでシンプルモダン。大人用に使ってもまったくおかしくない、洗練された色と形が特徴です。

使いやすさと美しさの両立

中央がくびれたグラスは、手の小さい子どもでももちやすいようにとの配慮。容量も230mlとたっぷり入ります。ボウルは縁の部分が広く、もちやすいデザイン。柄の部分が少し曲がったカトラリーは、縁にひっかかるので、お皿の中に落ちにくい工夫がされています。縁部分も、スープなどを上手にこぼさずすくえるように小さな立ち上がりを2段にわけてつけています。
食べたものは自分でしまえるように、トレイはグラスとプレートとボールがきっちり収まるサイズ。両手ですっと持てます。
トレイの色によって「イエローボウル&レッドトレイ」のバージョンと「byブルーボウル&ライムトレイ」の2バージョンがあります。我が家では後者を選びました。
すでに幼児ではなくなりつつある我が家の息子。ずいぶん食べるようになってきたので、数年間フルに活躍したKids' Stuffもそろそろ卒業しつつあります。いま、この食器は、ママの朝食用とおやつ用に大活躍。甘すぎないデザインなので、大人が使っても違和感がないのです。
小ぶりな感じが、ダイエットにちょうどいい感じ。いいものは長く使える。そんなことを実感させてくれる食器セットです。

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ダイソン。吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機。
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