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この発想とデザインがおもしろい
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この発想とデザインがおもしろい

第22回11月13日更新

侮れないティースプーン

松平悠公子[日経BP社 エコマム プロデューサー]

プロフィール

折り紙から生まれた食器「ORIKASO」

昔、海外で暮らしていた時、小さな子どもたちに折り紙を教えたことがあります。小さいといっても、小学校の3年生くらい。折り紙の定番の鶴やカブトを教えたのですが、一枚の紙をさまざまに折ることで、別の形を作り出していく作業は、外国人にとって、オドロキの一言に尽きたようです。
「日本人なら、誰でも鶴くらいは折れる」と説明すると「日本人は天才ぞろいなのか?」と真顔で聞かれ、困ったことがあります。手先の器用さには定評がある日本人ですが、そこからインスピレーションを受けたヒラメキは、海外の人もなかなかどうしてやるものです。

ボタンの留め方で8通りの使い方

ORIKASO ここで紹介する折りたたみ式の食器「ORIKASO(オリカソ)」(http://www.orikaso.com/index_JP.html)は、英国シェフィールドにあるFlatworld社(http://www.flatworld.co.uk)のCEOのジェイ・クージンズ氏が、日本の折り紙からインスピレーションを受けて開発したものだそうです。
プラスチック素材を特殊ボタンで留めてボウルやコップを作るORIKASOは、見たからに折り紙そのもの。多機能ディッシュは、付属ボタンの留め方で、何と8通りの用途に使えるとか。
見てください、このフォルム。折り紙で食器を作ろうと考えたその発想に脱帽ですね。
ORIKASOは、ポリプロピレンでできていて耐熱温度は110度。熱いスープを入れてもこぼれないようにデザインされています。しかも、ものがくっつきにくいつるつるしたプラスチックで作られているので、使い終わったら、平らにして洗い流せば簡単!
これまでホームパーティやキャンプのとき、洗い物が面倒くさい、荷物を軽くしたいという理由で紙皿やプラスチックカップを使っていた罪悪感から開放されます。

使い捨て食器は味気ない

最近、家族でアウトドアを楽しむようになって、お金では買えない自然の大切さをしみじみと感じるようになりました。美しい苔のはえた岩陰に捨てられたプラスチック製の弁当容器やカップを見ると悲しくなります。
でも、荷物は少しでも軽くしたい、かさばるものを持つのはイヤだという気持ちも分かります。ORIKASOのような、軽くて使いやすい何度も使える食器が普及することで、少しでもモノを大切に繰り返し使う習慣が広まればいいなと思っています。
ORIKASOは、原料がリサイクル製品なので、ムダがでないというところもいいですよね。色は、赤と青の2種類。お皿(1680円)、ボウル(1260円)、カップ(1260円)の3つのタイプがあって、用途に応じて使い分けられます。

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ダイソン。吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機。
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