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この発想とデザインがおもしろい
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この発想とデザインがおもしろい

第27回12月18日更新

家電を中心とした機能デザイン

戸井田園子[インテリアコーディネーター]

プロフィール

家電デザイン古今東西〜スイッチデザインの役割!

私たちが毎日使う家電には、必ずスイッチがあります。皆さん、そのデザインを気にしたことおりますか? こんなデザインひとつにも、お国柄や製品の特徴がでるものです。今回は、そんな「スイッチ」に注目してみました。

シンプルで分かりやすい海外家電

まずはお国柄から。国産家電と海外家電では、このスイッチの印象がかなり異なります。例えば海外製品は、ON-OFFスイッチが大きな凸凹のスイッチだったり、タイマーならダイヤル式と言った具合に、ごつくてしっかりしたスイッチが主流。「押せばスイッチが凹みONになる」 「回せばその分だけ動く」という、子どもにもわかるような、感覚的な使いやすさ・わかりやすさが、海外製品にある気がします。特に掃除機のスイッチは顕著な違いが! 海外製品は、土足の生活のため、履物を履いた足で押すことができる大きいスイッチが、掃除機の本体側に付いているケースが目立ちます。一方、国産製品では、本体にスイッチをつけるという発想はあまりなく、ホース手元が大半です。これも、まさに文化の違いと言えるのではないでしょうか。

軽くて細やかさが自慢の国産家電

これに対し日本製品は、フェザータッチのフラットなスイッチやデジタル表示が増えています。日本では、ちょっとの力で楽に操作ができたり、分・秒単位で正確に設定できることが求められるようです。こんなところに、日本人らしさが感じられますね。最近は、デザインを美しく仕上げるため、スイッチ周りの印字を減らしたり、ダイヤル式+デジタル表示になったりと、様々な変化が見られます。しかし! スタートボタンひとつとっても、丸・楕円・四角あり、白・シルバー・オレンジ・赤あり、表示もいろいろ...とメーカー毎にデザインがばらばら。各メーカーの個性を表す、デザイン要素のひとつなのかもしれませんが、使い手としては、スタートボタンくらい統一しても良いのでは? と思います。

統一されているスイッチ

ちなみに、オーディオ機器を見て下さい。ビデオデッキ・DVDレコーダー・CDプレーヤーなど、どの機種も、プレイ・再生は【】 停止は【】 早送りは【】 巻き戻しは【】といった具合に、同じ記号となっています。しかも、録画は赤い【】と、色まで一緒。パソコンだって、電源は【】ですよね。これが、どのメーカーの機器を買っても、戸惑わずに直ぐに使える大きな理由なのです。スイッチデザインって本当に重要なんですね。しかも、これは規格で規定されているのではなく、自主的な統一とのこと! 立派です。これからは、生活家電のスイッチも、統一されることを期待しています。

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ダイソン。吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機。
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